最近は70年代や80年代のように、
操作していて面白いと思う車が激減
したように思えるのは、
気のせいなのでしょうか。。?
若者の車離れが進み、
とうとうガソリンが売れない
時代になりました。
2000年代も前半に本当に
数少ないホットハッチと呼ばれる車が
発売されたのでした。
有名なのはカローラランクス
などでしょうけれど、
もっと名の知られていない、
でも出力は規制一杯の280ps
エンジンを搭載した車が
存在していたのです。
トヨタブレイドマスターという車種で、
マークXなどに搭載されていたエンジンを
1480kgの計量ボディーに
搭載した車だったんです。
見た目が結構地味な感じで、エンジンは
モンスター級エンジンを搭載しているのが
現代の羊の皮を被った狼的でカッコ良い
のですが、FFなのが少し残念でした。
位置づけとしてはカローラ系の
プラットフォームを流用しているので、
ホットハッチというには少々大きめの
車体となりますが、その車体に280ps
のエンジンはあまりある出力だったに
違いありません。
2006年~2012年までの販売
となっていますが、初期に発売された
モデルはすでに15年弱経過しています。
簡単にレストアするにはちょうどよい
素材かもしれませんね。
ボディーパネルや内装部品もまだ純正品が
手に入る今なら、比較的安くレストアが
できるのではないでしょうか?
そんなブレイドマスターは
今いくらするのでしょうか?
今一番底値ですね。
このグレードでこのエンジン搭載
していてこの価格です。
そのうちアメリカの25年縛りが
なくなることに高騰していく
車種なのではないかと思います。
今購入してレストアしながら
楽しく乗っていくのはアリだと
思います。
そんなブレイドマスターをレストア
するのに必要なアイテムとして、
本日はスポットカッターという
ドリルの刃を紹介したいと思います。
普通ドリルの刃は先が尖って
いるので、車のスポット溶接部分に
刃を当てて作業してしまうと本体部分に
穴が開いてしまいパネルを剥がす
どころか、あとでスポット溶接が
できなくなってしまう。
なんてことになりかねません。
そこでドリルの刃がロウソクの
ように中心部分だけ尖っている
ものがあるのです。
スポット溶接部分にあてて力と時間の
調節は必要なものの、ねらった鉄板の
溶接部分だけに穴を空けることが
可能なんです。
これがあればたいていのパネルの
分解ができるので、分解後錆を
落とすなり、手の届きにくいところの
さび落としが可能になると思われます。
しかし。。このパーツというか最近の
車の鉄板の性能?が剛性が上がっている
せいなのか、ドリルの刃の摩耗が超激しく
ドリルの刃がすぐにダメになって
しまうようで、そんなに高くはないものの、
本数が増えると結構コスト高に
なってしまいます。
そこで、ドリルの刃を研磨して再利用
するのですが、研磨の方法も色々あり、
ベルトサンダー使って研ぐ方法などあまり
お金を掛けずにできる方法もあるようです。
一番手っ取り早いのはドリルの刃専用の
研磨機なるものがあって少々値段は
するのですが、それを使えば面倒な
調整も必要なくすぐに簡単に元通りに
ドリルの性能を復活させることが
できるそうです。
頻繁に使うならすぐに元を取れて
しまうので、かえってお買い得だと
思います。
ニシガキ工業ドリル研磨機
ドリルの刃が高いもので1500円程度
の物なので、30回程度使えば元が
取れるので1年くらい使えば
元が取れてしまいそうですね。
現代では使える道具がすぐに
揃えられ、レストアする環境も
30年前に比べると著しく便利に
なりました。
ネットで注文すれば早ければ翌日、
時間がかかっても2.3日で
物が届く時代です。
場所と時間とお金があれば
相当楽しめそうな気がしますね。
本日は久々のホットハッチと
スポットカッターのお話でした。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!