自動車も一昔前と比べるとかなり
進化していて、キャブレター云々
という次元ではなく、ガソリンの
依存度が少ないハイブリットや、
電気自動車、はたまた水素自動車など
エネルギーを変えた物が出てき
ていたり、人が運転しなくても済む
自動運転ができる自動車なども
でてきて相当な進化を遂げました。
2021年の現代においては
化石燃料を使った自動車は
まだ辛うじて残っていますが、
近い将来化石燃料自体なくなって
いくでしょうし、
化石燃料=ガソリンを使って走る
車もなくなっていくんでしょうね。。
私が社会人になったばかりの
ころは1990年代の初頭で、
クルマの燃料はガソリン以外に
ありませんでした。
しかも、クルマにとっては良い
時代でバブル景気真っ盛りの、
毎月新車が発表される、
そんな時代だったんです。
景気が良いと各産業は開発や
設備投資に積極的で、自動車業界は
特に顕著だった気がします。
面白い車や奇抜な車たちが
次々と出てきて、こんなものが
売れるの?っていうものも
中にはあったんです。
遊び心があった時代でもあり、
この時代に作られた車は個性的な
ものも多くあります。
私のように旧車と呼ばれる時代の
クルマが大好きな人間には、
魅力的に映るクルマはほとんど
ありませんでしたが。。
そんな中、日産が遊び半分で
限定生産した車が
(90年には数種類あり)、
当時ではレトロ調の内外装に
最新のエンジンを搭載して
発売されました。
本日はそんな90年代のパイクカー
の2番目に発売された、『パオ』と
その年代のクルマを維持するには
必要になるであろう、鉄を切る道具
のご紹介をしたいと思います。
パオは1989年~1991年にかけて
製造されたクルマで、当時にしては
最先端の試みを施した車
だったんです。
ノスタルジックな見た目に反し、
ボディー外板には新素材や新工法が
ふんだんに投入され、
フロントフェンダーとフロント
(射出成形、ポリフェニリンオキシドと
のフレックスパネルが用いられており[8]、
エンジンフードには SMC
(Sheet Moulding Compound)
→ガラス繊維を含む不飽和
ポリエステルのシートを加熱反応
硬化させて製品にする成形法)
成形樹脂 (FPR) 熱硬化性樹脂
(SMC の一体成型では日本初)
補強リブも1枚構造の樹脂フードを
使用、軽量化を図り、
(ウィキペディア引用)
当初3ヶ月で5万台も売った
クルマだったんです。
いまでも比較的手に入りやすい
車です。
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700058051230180821001.html
30年前の車でこの価格なら
お買い得なのかもしれません。
チューンナップして乗るクルマでは
ありませんが、この見かけと内装で
レトロ調を堪能するのも
よいかもしれませんね。
この価格なら遊びで手に入れても
いいですね。
セカンドカー的な趣味の車としても
良いかもしれません。
フロントフェンダーは鉄ではない
ので錆や腐りは無いと思いますが、
そのほかの鉄を使用した
ボディーパーツはさすがに30年も
経過していることもあり、
注意と補修が必要かもしれません。
昔、プライベーターが鉄板を
切るにはハサミやグラインダーなどで
カットしていたので、相当時間を
要したものですが、この数年で素人でも
手に入れやすい値段でしかもネットで
購入できる時代になったんです。
昔は専門店で高価な金額と難しい
ガス設備がないと出来なかった
ものが、最近ではスマホで購入できて、
場所さえあればすぐに作業ができる
時代になりました。
この車が発売された30年前と
比べると、ある意味奇跡な
時代ですね。。
アマゾンではこんなプラズマカッターが
売られています。
本当にカッターで紙を切るように
簡単に切ることができるので、
薄い鉄板なんかは作業性が格段に向上
したことでしょうね。
歪みも少ないそうでレストアには
大変便利な器具が最近では
登場したものですね。
先日ご紹介した200Vの溶接機と
合わせて作業を進めれば、
驚くほど鈑金作業が短時間で
進められるのではないでしょうか。。?
場所さえ確保できれば本当に
便利な道具が簡単に手に入るので、
レストア作業も昔と比べて時短に
なったのではないでしょうか?
場所が問題なんですけどね。。
いかがでしたでしょうか。。?
本日はバブル時代の日産パイクカー
第二弾『パオ』と
プラズマカッターのお話でした。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!