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純正なのに族車風! 新開発 ギャランレグナム!!

  • 2020年2月1日
  • 2020年2月24日
  • 旧車
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ギャランレグナム

日本の自動車産業は1990年頃黄金期を迎えます。

それは1970年代のオイルショックや排ガス規制をクリアして、見事に再生したという意味において復活したと言うことです。

当時日本はバブル景気に沸いており開発費もふんだんに使え、80年代から開発したエンジンや仕組み、プラットフォームなどが出来上がり、全て新しいもので作り込まれた車が誕生してきたと言うことなんです。

 

本日は三菱自動車のギャランの派生モデルギャランレグナムに焦点を当ててみたいと思います。

 

ギャランレグナムはギャランVR4に派生モデルとして1996年に発売されました。

元々ギャランVR4はバブル真っ盛りの1988年に発売された、当時三菱の最先端の技術をつぎ込んだフラッグシップモデルです。

2代目にモデルチェンジした1996年に派生モデルのワゴンとして誕生したのです。

2代目ギャランは先代の4G63搭載ではなくV6 2500CCツインターボエンジン6A13エンジンを搭載し280psの出力を発生させ、トルクも37kg-mとパワフルなものとなっていました。

直列4気筒からV6エンジンへシフトした背景にはやはり節約や、省エネという時代の流れがあったのかもしれません。。

同時に当時三菱としては最先端の超希薄燃料を直接エンジンに注入するGDIというエンジンを開発し、排ガスや省エネ節約というニーズに対応した4G93というエンジンを搭載したグレードも用意していました。

こちらは出力という意味ではV6エンジンには劣りますが、当時は世界初のGDIエンジンとして世間に広く流通していました。

元々レガシーツーリングワゴンを意識したモデルで、レガシークラスのパワーと広さを持ったワゴンが三菱にはなかったため開発したワゴンでした。

スラントノーズのエクステリアは当時のクルマにはあまりなく、一昔前の族車を思い出させるような、少し強面のルックスでイカつい感じがカッコいいと思わせる何かを持っていた気がします。

1550kgと車重は重いものの280ps、37kgmのエンジンは重さを相殺して広くて速いワゴンを実現していました。

そんなレグナムも今ではもはや20年以上も前のクルマとなり、ネオクラシックの世界に入ってきました。

そんなレグナムは今一体いくらくらいするのでしょうか。。?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU2688631977/index.html?TRCD=200002

この年代のこのパワーのクルマにしてはまぁまぁですね。安いです。

修復歴もなく、20年落ちということを考慮するとまぁ高いのか安いのか分かりませんが、
まだまだ乗れるという意味でいうとお買い得なのかもしれません。

取り立てて特徴が無いクルマであったりしますが、VR4のワゴンと思えば結構イケているのではないでしょうか?

このような車種を探して維持しながら楽しむのもアリかもしれませんね。

本日はバブル後に開発された名車ギャランレグナムのお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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