1990年台のクルマも発売からすでに30年近く経過したクルマが多く、傷みやサビなどの不具合が出ている車が多いと思います。
古いもの痛んだものを再生していくことを『レストア』『リストア』と言ったりします。単純に古い痛んだ部分を補修して新しくすることを言いますが、様々な手法があり、お金をかければピンキリで新車のように生まれ変わるやり方や不具合個所を直していく方法があります。
いずれにしても1990年代のクルマはそのような作業が必要になっているものが多くよく確認して購入するのが良いのだと思います。メーカーのパーツ供給は生産中止から15年程度です。
1990年代のクルマでも終わりに発売されたクルマはそれでも20年以上経過しているので、メーカーのパーツ供給は終わっています。特に外装系のパーツは交換すれば良いのですが、パーツがなければ、鉄板の切り貼りで補修していくのですが。。
本当の意味の鈑金ができる職人が減っていて、作業できるお店も少なくなっています。 セミレストア中古車販売店はクルマを右から左に転売するだけの店なので、古いクルマを購入するのであれば、古いクルマを整備できる専門店でレストアされたを買うのが安上がりかもしれません。
とはいってもどんな作業をしたものを『レストア済み』と称して販売されているかは、実際は分かりませんので、安い車両を購入して自分でレストアを依頼するのが本当の意味でレストアと言えるのかもしれません。。
今ならメーカーがレストア事業を展開している車種もあり、そんなクルマを購入するのは本当にそのクルマが好きならアリなのかもしれません。
パーツの確保日産のスカイラインGT-Rは日産がレストア事業を展開したため、外装系のパーツやその他数百点にわたる部品を再販しているようです。
また、マツダのロードスターも同様にレストア事業を展開しているので、ある程度新品パーツを手に入れることが可能なようです。それ以外のクルマはどうすれば良いのでしょうか。。?
いまなら15年~20年前のクルマはパーツ供給がかろうじて間に合うかもしれませんね。
例えば、ホンダS2000は1999年発売ですが、2009年まで発売していましたのでこのクルマはまだメーカーからのパーツ供給が間に合います。
少しバブル時代よりも新しすぎますが。。話を1990年代に戻すと外装系や樹脂系のパーツはそれ以前のものを探すよりもいくらか探しやすいかもしれませんが、リプロパーツが出ていない分大変かもしれません。
どんなクルマがあるの?
エンジンや足回りのパーツは後継車種のものを流用できるものもあるので、そんな視点でクルマ選びをすると後々良いかもしれませんね。。
トヨタなら80系スープラ(1993ー2002)エンジンはJZ型なので、搭載車種も多いため流用可能かもしれません。
また、最終02年だとするとメーカーからはすでに出てこないが、探せばまだ出てくる可能性があります。
日産はスカイラインとは別にシルビアはS15が2002年最終なので、この車種も同様にメーカーからはでないものの探せばまだ出てくる可能性があります。
外装系のパーツは別として兄弟車のワンエイティも比較的レストアしやすいも知れませんね。2種類とも走り屋が好んだ車なので、
オートマで探すと程度が良い車両が手に入るかのせいが高いかも知れませんね。ワンエイティもすでに20年以上経過したクルマなんですね。。
時が経つのは早いものです。。RX-7FD3Sも91年~02まで生産されていたので、同様ですね。
1990年代後半に発売されて2000年代初頭まで販売が続いた車であれば、メーカーからパーツが出るモデルがあるかもしれません。
また、保管状況が良ければレストアが必要ないものもあるかもしれません。
アメリカの25年ルールによる日本車の旧車価格の高騰も視野に入れると94年以前のクルマはすでに価格が高騰しているかもしれません。95年以降のクルマであれば価格は比較的まだ上がってないものも多く、レストアせずに乗れるものも結構あるかもしれません。今のうちに根気よく探すのも面白いかもしれませんね。
本日は1990年代に発売されたクルマとの今後のお付き合いの仕方のお話でした。
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