2000年代のクルマ
1990年は国産車の黄金期と呼ばれさまざまなクルマが開発、販売されていました。
70年代の排ガス規制を乗り越えようやく新規開発のエンジンやプラットフォーム、補器類を組み合わせ、本当の意味で新しいクルマとして誕生したのは90年代に入ってからです。
90年代販売車両は80年代後半に開発に入った車が多く、バブルに入ったころに開発着手したクルマが90年代に開花したというかようやく日の目を見たというか、開発に何年もかけてようやく生み出されたクルマが多く存在します。
バブル崩壊以降はスポーツカーというカテゴリーはなくなりましないものの、70年代の排ガス規制時と同様に世の中的に受け入れられない状況が続きました。
それでもバブル崩壊後も、市販向けのクルマは別としてラリー出場くらいは参加する企業は存在しそれに向けたマシンの開発なども限定車ながらされることもありました。
本日は知る人ぞしる三菱エアトレックについてお話したいと思います。
エアトレックとはプラットフォームをランサーそして最上車種のエンジンは4G63です。これはランサーエボリューションと同じエンジンです。
すなわち!
プラットフォーム共通でエンジン共通ってことはランサーエボリューションの市販車バージョンなのです。
ランサーエボリューションは1992年に発売されて以降何回かモデルチェンジを繰り返し発売されていましたが、2002年ころの“エボVII GT-Aと同じ感じでしょうか。。
エアトレックはSUVでも、ステーションワゴンでも、ミニバンでも、ハッチバックでもない新しいタイプの車を目指し、
次世代クロスオーバーSUV『スマートオールラウンダー』として発売されました。
2001年に発売され2002年にはターボ搭載車4G63エンジンを搭載したモデルを追加しました。4WDで240ps5ドア結構渋いクルマですね。
コンセプトがいまいち曖昧で消費者に伝わらなかったのでしょうか。。?ブサイクなフロントマスクだからでしょうか。。?
販売台数が思いのほか伸び悩んだために
このような処置を施したのかは分かりませんが。。
エボリューションに搭載しているエンジンと同様なのですが、低中速トルク重視にリチューンされていて出力は240psと少しディチューンされているようです。
市販車ですからそのパワーでも十分なパワーですよね。。ラリーに出場るするわけではないので。。
それにしてももう少し精悍なマスクやもう少しルックス良く出来なかったのでしょうか。。?
プラットフォームと中身が一緒でも見た目が全く違うクルマであまりにもカッコ悪い気がします。
ランエボと同じでは仕方がないので、このような感じも致し方ないのでしょうが。。
それにしても。。
もう少しどうにかできそうですが。。
このクルマはエンジン出力が高いためか中古車市場では修復歴有りのクルマが
結構多いのが特徴です。探せばまだ程度が良い修復歴なし車両もあると思いますが。
実際今いくらするのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2704073488/index.html?TRCD=200002
走行距離は少な目ですが修復歴有りです。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2365075168/index.html?TRCD=200002
走行距離はまぁまぁです。無事故車なので、この価格は安いのでは?
エボリューションのようにガンガン攻めて痛んでいる車両は少ないと思います。選んで乗って楽しむのはアリなのかもしれませんね。
本日はバブル後発売の隠れた
名車三菱エアトレックのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!