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元祖トールボーイ ドッカンターボ炸裂!!ホンダシティターボⅠ!

  • 2020年1月19日
  • 2020年2月29日
  • 旧車
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1980年代初コンセプト

排ガス規制後の自動車産業は規制に対応したエンジンや車種の開発に追われていました。

追われてはいるものの、開発費用は乏しく遅々として進まず、大きく開発が進んでいくのはバブル期を迎える1985年以降まで待たねばなりませんでした。

そんな状況の中各社頑張って絞りだすようにさまざまなチャレンジをしていました。

バブル前にはホンダが結構頑張っており、排ガス規制をくぐるCVCCエンジンを開発することに成功するなど、新しいものを生み出していました。

1979年にホンダがシビックのフルモデルチェンジに伴いボディーだけでなく排気量も大型化しました。

それまでの1200CCから1500CCへとしたため、それまでの1200CCクラスのクルマが無くなってしまい、地方ディーラーからその穴を埋めてほしいという要望がありました。

1981年にその要望にこたえる形でコンパクトエンジンにコンパクトボディー
に居住性を確保するために車高を高くしたデザインを採用した初代シティーが発売されました。

初代シティーは現在の軽自動車よりも小さく車重も600kg前後~700kg前後と軽量でしかもターボ搭載車では100psと今考えると結構過激なスペックのクルマだったりしました。

更に面白いのが、トランクにすっぽり入る小型の原チャリ モトコンポがオプションで搭載できる、遊び心のあるクルマだったりしました。

車高が高いため『トールボーイ』などと呼ばれ、個性的なエクステリアと凶暴なエンジンが相まって当時の若者に大人気となった車種でした。

 

1980年代はターボ全盛というかどうにかターボを付けることで規制に対応したショボいエンジンをそこそこのレベルにまで引き上げる。的なことにターボを使っていました。

事実他のメーカーのターボ車は60年代に基本設計をしたエンジンにターボを
付けるなど付け焼刃的なクルマを新車として出していました。

そんな中新開発のプラットフォームに新エンジンを搭載し斬新なエクステリアと
トランクにバイクを収納できるという、これまでにない画期的なクルマを開発するあたり、経営者の柔軟な発送に頭が下がります。

後発メーカーだからこそ異性概念にとらわれず独自の発想で日本の自動車産業に一石を投じるのは昔も今もホンダなんですね。。

発売からすでに37年も経過しているので、もは立派なクラシックカーですね。
そんな初代シティーは今一体いくらするのでしょうか?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2563793916/index.html?TRCD=200002

奇跡とまではいきませんが、ターボⅡが多い中ターボⅠが生存しているだけでも超希少です。

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/15/700020042230190501003.html

ターボⅠをお探しの方!この車両は『買い!!』です!下取り車らしいですが、この走行でこの価格です。

この時代のクルマもまだ探せば程度がよいものが見つかるかも知れませんので、
根気よく探してみるのもいいかも知れませんね。

今探して丁寧に直しながら維持していくのも面白いかも知れません。

本日はバブル前画期的な開発ホンダシティーターボⅠのお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!

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