モンスターエンジン
1980年代に開発に着手した日産のV型エンジンは約40年を経て350psを発生させるモンスターエンジンとして生まれ変わりました。
現代版のS20のようなそんなレーシーなエンジンを搭載したクルマが300台限定で市販車として発売されました。
本日は日産Z33限定車NISMO380RSについてお話したいと思います。
このクルマはレース参戦エンジンをデチューンして市販車として販売したところが凄いところで、VQ35HRエンジンの3500CCエンジンを300CCチューンナップしたエンジンなんです。
元々315psの出力を300CCボアアップしただけ?したものにニスモが本気でチューンナップを施してさらにデチューンした350psの出力を発生させるモンスターエンジンなんです。
その気になるととてつもないパワーを発揮できるポテンシャルを持ち合わせているエンジンなのです。
レースシーンで活躍って言うと往年のS20エンジンを思い出しますが、このエンジンは直列6気筒のDOHCエンジンでチューンナップを前提に作られたエンジンなので、
むしろコンセプトは逆のようです。。デチューンして公道を走れるように加工してあるのですから。。
ハイブリット全盛のこの時代にあえて、ガソリン車を投入しかもスポーツカーを堂々とチューンナップして販売する当たりがさすが日産というところなのでしょうけれど。。
これゴーンさんの号令で作られた車なんでしょうね。。そういう意味ではゴーンさんは先見の明があるというか速い車好きだったんでしょうね。。
レーシングチューンナップをしているもののデチューンして街乗りでも乗りやすいようにしているあたりがいいですね。
以下引用
フェアレディZ Version NISMO Type 380RSSスペック
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●ボディサイズ:全長4420×全幅1840×全高1305㎜
●車両重量:1510kg
●乗車定員:2名
●エンジン型式・形式:VQ35HR(3.8ℓ改仕様)・V6DOHC
●エンジン総排気量:3798㏄
●エンジン最高出力:350ps/7200rpm
●エンジン最大トルク:40.5kgm/4800rpm
●駆動方式:FR
●サスペンション形式:前後マルチリンク
●ブレーキ形式:前後Vディスク
●タイヤサイズ:前245/40R18・後275/35R19
デチューンでこのスペック恐ろしいです。
元々は07年1月にVersion NISMOとともに発売されたS耐マシン(競技専用車)のVersion NISMO 380 RS-Competition をベースにエンジん(3.8ℓ=400ps/43.0kgm)をデチューンして搭載したそうです。
排気量は同じく3.8ℓで、アルミ鍛造ピストン、強化コンロッド&クランクシャフトなど、耐久マシン譲りのスペックがふんだんに盛り込まれているようです。
現代版のフェアレディーZ/R432というところでしょうか。。?
クラシックではありませんが、公道を走れるところとあまり世間に媚びてないところがカッコいいと思いませんか。。?
そんなZ33NISMOバージョンは今一体いくらするのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2469582185/index.html?TRCD=200002
値段は結構しますが、300代限定車なので、大事に保存しながら乗るのはアリかも知れません。。
ハコスカやS30と比べると結構安いです。パーツもまだまだあるので、いまのうちに部品をストックしながら維持していけば20年後もまだ現役でドライブできるかもしれませんね。
本日は現代版フェアレディー432RZ33 フェアレディー380RSのお話でした。
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