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昔の日産車の顔似てませんか?3兄弟!!

  • 2020年2月1日
  • 2020年2月25日
  • 旧車
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昔の日産車の顔にてませんか?

1960年代は日本のモーターリゼーションの幕が開けた年代でした。

このころのクルマたちは個性豊かで非常に目まぐるしい進化進歩をしていました。

現在の大手自動車メーカーも同様でしたが、特に小さいメーカーでも優秀なエンジニアが開発を行っていた会社がありました。

中島飛行機から分離してできた旧プリンス自動車工業です。

このメーカーは非常に優秀なエンジニアがたくさんいて画期的なクルマやエンジンを多く輩出していたんです。

残念ながら資金調達に少々難があり、大きく大成する前に大資本と合併することになってしまったんです。。

今でもよくある合併の構図ですね。

旧プリンス自動車工業はスカイラインやグロリアなど今日でも活躍しているブランドを立ち上げ、かつ優秀なクルマとして世の中に排出してきたんです。

特にエンジンには目を見張るものがあり、排ガス規制で淘汰してしまいましたが、優秀なエンジンが多く存在したんです。

大きい会社と合併すると小さい会社が開発したものは大体淘汰され駄目な方に吸収されるのが常ですね。

この会社も例外でなく、今あったらまだこのエンジンの後継機種が存在していただろうエンジンも多くあったんです。

日産3兄弟?

日産のこの時期のクルマは顔が似ていて特に、スカイライン、ブルーバード、ローレルはトヨタのマークⅡ3兄弟と同じくらい作りが似ていました。

そんな3兄弟の一番下?になるのかわかりませんが、初代ローレルは面白いクルマです。

旧プリンス村山工場で生産されたこともあり、旧プリンスのエンジンを搭載していたんです。

往年の名機G型エンジンです。

このエンジンはプリンスが開発したエンジンで後の日本のクルマのエンジンの代表のように語り継がれている日産のL型エンジンにも引けを取らない優秀なエンジンだったんです。

マイナーなエンジンと思われがちですが、プリンスの優秀なエンジンを日産が淘汰した形で消滅してしまいました。

ローレルだけに積まれたG20型エンジンは直列4気筒エンジンでクロスフローL型エンジンのターンフローとは異なり吸気排気がしやすくふけが良い優秀なエンジンでした。

 

その証拠に同じ時期に搭載されていたブルーバードのL型4気筒のエンジンは1800ccSUツインキャブ搭載で110ps

直列6気筒で2000ccSUツインキャブ搭載で130ps

両方ともターンフロー吸気と排気が同じ方向なので、吸って吐くのが一度Uターンしないとならないため非効率なエンジンだったんです。

同じ時期にプリンスで開発されたG20型エンジンは直列4気筒でクロスフロー排気と吸気が別方向なので吸って吐く効率が非常によくできたエンジンでした。

なので2000ccSUツインキャブ搭載で125psを発生させるエンジンだったんです。4気筒で6気筒と同等の馬力でしかも低回転でトルクはL型に勝っていた。

トルクもL型に比べ低回転で最大トルクを得られる優秀なエンジンでしたが、排ガス規制に対応できず、排版となったんです。

L型エンジンは日産が開発したエンジンだったので、日産は残したかったのでしょうが、プリンス開発エンジンを残したほうが恐らく性能は上だったはずです。

エンジニアが嫌ったためかL型エンジンを残してしまいましたね。

今日までもしあったなら後継機種がツインカムなどになり、相当優秀なエンジンの祖先になったことは間違いありませんね。

初代ローレルC30型GXはこのG20型エンジン搭載車です。

もし見かけたら即買いです。

プリンスの開発の賜物です。二度と運転することができないかもしれません。

L形ははいて捨てるほどあるので、まして新型のRB型のエンジンと腰下がほぼ同じということもあり、何かしらでは携われますが、絶滅したこのエンジンはこのローレルという車種でしか味わえません。

見つけたらぜひ!購入を検討してください。

本日はプリンスの傑作エンジンG20型エンジンのお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました!

 

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