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フルタイム4WD最強 BGファミリア!DOHCターボ!!

  • 2020年2月2日
  • 2020年2月23日
  • 旧車
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最強ファミリア

4WD2ボックス1980年代の中盤から1990年代前半にかけて日本経済はバブル景気を迎えます。

その頃の自動車産業は輝いていた時代で、開発に費用をかけたりモータースポーツ参戦により成績を残して、車の性能をアピールするなど

予算がふんだんにあり、それを湯水のように使えるいい時代だったのです。

そんな1989年に新型ファミリア7代目BG型が発売されます。

このファミリアは専用(今までもそれぞれの代で専用)プラットフォームを開発し新たに作り上げられた7代目でした。

先代のスポーツグレードGT-XはB6型1600CCのDOHCターボでありましたが、この代からエンジンがBP型1800CC180psへとスケールアップされました。

トルク配分は前43:後57の配分で比較的FR車に似た走りのできるトルク配分だったのです。

モータースポーツではある程度の成績を残していましたが、チャンピオンになるまでの成績ではなかったためにGT-Rを競技モデルにチューンナップすることを計画します。

 

「実質的な排気量アップに相当する過給システムの進化」という手法を採用します。

ターボチャージャーはタービン径を従来のΦ52.5mmからΦ62mmへ大型化し、コンプレッサーもΦ52.5mmからΦ65mmへ、メタル製タービンや大径デューティバルブを備えたウェストゲートなどを組み込んで耐久性を引き上げました。

組み合わせるインタークーラーは横置きからフロント前部への縦置きに変更することで、冷却効率を高めたんです。

このチューンナップより、1800CCながら210psもの出力を手に入れることができたんです。

リッター100ps超えの超ハイパワーエンジンに軽量ボディーラリー参戦時にはそれをさらにチューンナップして300psまで高めてレースに参戦しました。

いい成績が出せない訳がありませんね。

 

WRCラリー
このクルマはWRCに勝利するために作られたグレードで当時180psで参戦していたもののパワー不足をカバーするためにより早いエンジンにチューンナップされた物でした。

それによりWRCのグループNにおいて1991年にチャンピオンズシップを獲得することができたんです。

しかしながら、バブル崩壊による資金不足により1992年にはWRCを撤退してしまいます。

 

BF型もBG型も4WD車を輩出し、モータースポーツに参戦するなど活躍の場を広げていきました。

BG型の最終モデルは比較的ラリーで好成績を残すことができ、思惑通りの宣伝効果はあったものの、残念ながらバブル崩壊とういう憂き目
にあいモータースポーツから撤退ということになりました。

2ボックスタイプの車でリッター100ps超えというのが印象に残ります。

 

販売戦略もエボリューションモデルを出すなどしたら、もしかしたらランサーエボリューションやランチャデルタのような、販売実績を残せたかも知れません。

車の開発はよかったのですが。。時代が良くありませんでした。

しかし、影に隠れていますがこの車もFFベース車としてはシビック同様に名車である言えるのではないでしょうか。

今いくらなの?

そんなファミリアですが、一体今中古車市場ではいくらくらいするものなのでしょうか?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8533991676/index.html?TRCD=200002

ファミリーカーだったことと、限定車もそんなに売れなかったため中古車市場にあまり流通していないようですが、根気よく探せばまだ程度が良い車両が手に入れられると思います。

 

今程度が良いものを手に入れて少しずつ直しながら乗って行くのも面白いかもしれませんね。

本日はバブル時代リッター100ps超えの2ボックスカーBG型ファミリアのお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!

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