あのころはそんなに
今から30年前って。。
つい最近のように感じるのは
歳を取ったせいなのかも
しれませんが、当時新車だった
30年前の車は発売当初
クラシックカーにはならないと
思っていました。
60年代生まれの自分にとっては
90年代はちょうど20代前半の
ころでした。
その頃の車はそれなりに旬といえば
旬なのですが、旧車好きの私にとっては
全くと言ってよいほど魅力を感じない
新しい車でしかなかったのでした。
90年代に乗りたかった車は
70年代に作られたキャブレター
搭載車でそのころにはない外装を
した個性的な車ばかりでした。
当時はまだ100万円程度で手に
入るものが多く存在していました。
トヨタS800は120万円程度、
フェアレディーSRも程度によっては
200万円以下の価格で売られて
いました。
ハコスカの4ドアは80万円程度で
手に入るそんな時代に、
新車の200万円超えの車には
全く興味がわかないものでした。
90年代から早くも30年たった
2021年は90年代に生産
された車たちはすでにクラシックの
領域に入っており、米国の25年
縛りもなくなり、車種によっては
価格が高騰する物が多く
見受けられます。
それまでは見向きもされなかった
車種でもかなりお高めの金額設定に
なっている物が散見される、
異常ともいえる価格設定が
普通になっています。
こんな価格でこの程度の車が手に入る
結構魅力的な車種ではないでしょうか?
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/16/700072025630210319001.html
十分ねらい目だ思いませんか。。?
当時魅力を感じなかった車種で、
今なら少し乗りたいかな。。
なんて思う車種がいくつかあって、
本日はそんな車種と気になった
レストアグッズについて
お話ししたいと思います。
私が興味を持った車種として、
ホンダのビートを上げたいと
思います。ホンダとしても
国産車としても久々のRR駆動車と
軽ながらフルオープンにできる
唯一無二の車種です。
金額もそこそこで選ぶだけの
タマ数もあり、程度が良いものを
選べばそれなりの時間で
レストレーションが可能な
ところが魅力でもあります。
この時代の車も鉄を使って
いるものは、レストアにおいては
錆との戦いを余儀なくされるのは
間違いないのですが、70年代、
80年代の車種よりも樹脂パーツを
使っていることが多いので、
比べると若干ですが外装系パーツに
関しては加工がしやすいかもしれません。
プラスチックのパーツの割れは
基本的に溶かして付けたり、
接着して付けるなどの方法を
使いますが、最近のツールでは
熱した針金をプラスチックの割れた
ところに溶かし入れていく手法が
取られたりします。
この方法だと表面を溶着するのでは
ないので、針金を媒体にはするものの
樹脂の割れに対して直接アプローチ
することができます。
そのため接着強度が通常の表面溶着
よりも高くできるため再度割れが
起きにくいというメリットがあります。
針金を入れた後表面を整えれば
それなりの仕上がりになるので、
接着や表面の溶着処理よりも
強度が担保された修理が可能なんです。
そんなツールも今やネットで簡単に
手に入れることができるので、
あちこち探し回ったり、買いに行ったり
する時間も節約できるのがよいですね。。
30年前では専門雑誌を探したり、
専門店を探したり、購入までに
数日かかるのは当たり前の時代でした。
現代では思い立ったらネット検索して、
アマゾンやその他のショップで簡単に
購入することができる、レストアに
とっても画期的な時代と言える
のではないでしょうか?
根本を接着した後に表面リペアするのも
見栄えを考えると有効かもしれません。
30年前の車はまだクラシックと
呼ぶには微妙な気もしますが、
すでにこれだけ年数が経っていると
もはや立派なクラシックと
いえると思います。
最近ではメーカーがレストアする
90年代の車種も存在するので、
90年代初期の車はクラシックですね。
選ぶことができるこのタイミングで
手にするのも、選択肢の一つ
かもしれません。
本日はクラシックカー、選ぶなら
ホンダビートとプラスチック補修工具
プラスチックリペア
(針金埋め込みタイプ)のお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。