世界初ロータリーエンジン
ロータリーエンジンと言えばマツダですが。はじめて搭載されたのはコスモスポーツです。コスモというブランドで1967年~1996年まで発売されていました。
サブネームはその都度変わりましたが、
基本コスモという名前で約30年間販売されていた車で、世界初の量産ロータリーエンジン搭載車なんです。
ロータリーエンジンってすごいんですよ。1960年代の直列エンジンでは1気筒300CC×4気筒1200CCで80馬力程度でしたが、10A型は400ccのエンジンで、55psエンジンが2個搭載されて110psでした。
今のエンジンではそんなに大したことがありませんが、黎明期のエンジンでは30%以上高出力なのに排気量は30%以上小さいのですから。
これマツダが最初に量産型のエンジンに成功しましたが、日本のほかのメーカーや海外のメーカーでもあきらめたエンジンで、現代でいうと青色LEDの開発と同じか、それ以上に凄い発明だったのですよ。
マツダは1967年に量産型ロータリーエンジンを成功させた後10Aから12A、13Bへと進化を成功させました。
2個搭載から3個搭載へとさまざまな搭載パターンに挑戦しながらいろいろなクルマを生み出しました。
しかしながら、この10Aロータリーのコスモスポーツは燃費でも高い性能を発揮しました。
この10Aはリッター当たり8kmでしたがこの後の12Aは7km、そのあとの13Bは5kmと燃費に関しては排気量に比例するのか10Aが一番優秀なエンジンだったのです。
パワーは別として。。
しかもマツダが本気なるとエクステリアも凄くて感動します。今のそれと通じるところがあるのかもしれませんが、このフォルムはただものではありません。
50年以上前のデザインとは思えません。流石です!
それにしても2基搭載で110ps
1967年は今から50年以上も前の時代で出力です。今でもそんなにそん色ない数字です。
むしろ、その程度の出力が人が扱える適度なパワーなのかもしれませんね。。
もし、3基積んだら。。165psで燃費は置いておいて当時だったらいろいろな歴史を塗り替えることができたのかもしれませんね。。
初代コスモはもはやクラシックの王道的なクルマとなってしまいましたが、歴史的な価値も含め、相当価値が高いと思われます。博物館級の価値なのでしょうね。。
今一体いくらくらいするのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0909737789/index.html?TRCD=200002
一番安くてこの価格です。まぁそうですよね。。
他はすべて応談です。そういう価値です。一度は乗ってみたいですよね。。
本日はマツダ世界初!量産型ロータリーエンジン搭載マツダコスモスポーツのお話でした。
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