ハッチバックFR車
旧車の値段が高騰していますね。
このクルマも旧車かな?
なんてクルマも価格が
高騰していますね。
1978年に発売されたスターレット(KP61)
もそんなクルマの1台ですね。
このクルマは1973年にクーペモデルとして
発売されたクルマでしたが、
フルモデルチェンジによってハッチバック
として生まれ変わりました。
この時代のハッチバックのクルマはFF車が
多かったのですが、スターレットはFR
レイアウトで発売された珍しいクルマです。
FRとはフロント(Front)にエンジンを
積みリア(Rear)タイヤが駆動する
レイアウトのことを言います。
駆動がリアなのでドリフトがし易いため、
峠などで走る方が多かったのではない
でしょうか。
エンジンは4k(1300cc)のSOHC72psと
出力自体はさほど高くはありませんが、
車重が755kgと非常に軽かったため加速も、
操縦性も良く乗りやすいクルマでした。
この車種は前期、中期、後期に分かれていて
前期は丸いライトにメッキバンパーが装着
されており旧車の面影がのこるものと
なっています。
前期はハッチバックFRレイアウト
丸いライトを装備、前後メッキバンパー
で昭和のクルマ感満載のハッチバック車でした。
中期はライトが四角に変更されバンパーも
ウレタンバンパーとなっており近代的?
後期はエンジンに手が加えられ、キャブレターから
インジェクションに変わっていき、
より現代のクルマに近づいた感じがします。
経過しており後期モデルももはや旧車と
いわれる部類に入ってきたのかも知れません。
このクルマはノーマル車でも軽く755kgしか
ないため72psでも必要にして十分なパワーを
誇り、軽量も幸いしてかハンドリングも
シャープで操縦しやすいクルマでした。
チューニング
エンジンのチューンナップはボアアップの
4k改5kの1400ccにするのが定番で、
キャブレターを変えて味付けを変える方も
いたようです。
このエンジンも激レアツインカムエンジンが
存在しますが、一般には流通していないため、
手っ取り早い方法でエンジンスワップする
人も結構いたようです。
4AGエンジンにスワップする。
載せ替えてしまう方法。
当然改造申請をしないと車検には通り
ませんが、面白いクルマになったこと
でしょうね。
キャブレターとエンジンということで
いくと初期、中期ものにキャブ交換や
ボアアップなどでエンジンチューン
するのがおもしろいと思います。
そんなに馬力がなく遅いので2速で
引っ張っても音を楽しむゆとりが
あります。
音を楽しむ時間が長いということです。
旧車の醍醐味のひとつであるキャブ音を
楽しむってことができるエンジンです。
ぜひキャブ仕様のクルマを見つけて
遊んでみていただきたいなんて思います。
そんなスターレットも100万円以下の
個体が少なくなりました。後期モデルの
インジェクションで70万円~なんて金額です。
前期中期はほとんど市場に出回らず、
あって後期インジェクションモデルです。
どうせ載せ替え前提なら、先日ご紹介した
ボディースワップなんて方法もいいかも
しれませんね。
旧車エンジンに新しいボディーを載せ替える。
新しいボディーに旧車エンジンを
積むっていうやり方。
このエンジンの場合はどんなクルマ本体が
ピッタリくるんですかね。
面白いかもしれませんね。
エンジンが横置きのFFレイアウトなので、
積むのが大変かもしれませんけど。。
そもそもFRのハッチバックの軽量車っていう
カテゴリーがレアなので、それ以上の
組み合わせがないのかもしれませんね。
お探しの方は、前期中期モデルは
よい程度のもが100万円程度で
手に入るようでしたら、
お買い得かもしれません。
本日は元祖FRホットハッチトヨタスターレットKP61の
お話でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!