あの頃早かった
1980年代はまだ70年代を引きずった少し暗めの時代でした。
中盤から景気もよくなり、自動車業界も活気づきいろいろなクルマが誕生していきました。
1985年を境に環境が変化していきます。かなり進化したクルマが登場しますが、その前の頑張っていたクルマに本当の意味で新開発のエンジンを積み変えたら面白いなって思いませんか。。?
その頃のホンダに焦点を当てて行きたいと思います。
ホンダはその頃シビックや、CR-Xなど小型のクルマにも注力していました。
両車ともにZCエンジンと言ってホンダが十数年ぶりに開発したツインカムエンジンを搭載した
グレードがあったんです。共にSIというグレードはそのZCエンジンを搭載していました。
このエンジンは元々ロングストロークで回転数を求めるエンジンには不向きなエンジンでしたが、ロングストロークなだけあって低中回転領域からトルクを獲得できる特殊なエンジンだったんです。
そのエンジンの特性を生かしてヘッドをツインカムに改良し小型軽量の車に搭載したんです。
面白くないわけがないですよね。。シビックはレースシーンでも活躍しました。CR-Xも同じようにレースではありませんが、峠やジムカーナで活躍しました。
その後両社量とも後継車種にVTECが搭載されます。
こんなエンジンならシビックは3代目、CRXは初代に後発で開発されたエンジンを搭載してチューンナップしたら面白いと思いませんか?
普通に以前ならやられているチューンナップなんだと思うのですが。。
あえて旧車になった今昔の車をイジってみるのも面白いのかもしれません。
できるのであれば値段を気にしない、改造車検を通すなどはないものとしたら、って前提でのお話です。
もはや30年以上も前の旧車の域に達するクルマなので、ボディ剛性やゆがみなど細かいところのケアは必要にはなると思います。
それも置いておいて。。
個人的にやったら面白いと思うのは、インテグラタイプRの1800CCのエンジンを積み替えられたら、面白いのではないかと思います。
初代CRXの車重にインテグラタイプRのエンジンブレーキのチューンも必要ですが。。
すでにかなり古い部類のクルマなので、その手のチューンナップはやられていたのだとは思いますが、あえて今旧車の領域に入ったタイミングでやってみたら面白いですよね。。
700kg程度の車重にNA200psのモンスターエンジンを搭載したら。。
想像するだけで面白いですね。
どこを走るんためのクルマなんだっていうことはおいておいて。
古いクルマを最近のエンジンにスワップするのは日産系のクルマに多くみられますが、ホンダのクルマではあまり聞かないので、そんなことができたら面白いなっておもいます。
1980年代前半はすでに30年以上も前の世代でクルマが残っているのが希少なことなので、そんなことでチューンナップしてはクルマが壊れてしまう。
などの声が聞こえてきそうですが。。
いつの時代でも早いクルマや人馬一体のクルマは憧れますね。
今の道路事情に合わせて、快適に走れるクルマを作るっていうのも必要なことなのかもしれませんね。。
オリジナルを重要視するのも一つの楽しみ方で旧車をエンジンスワップして現代に近づけるのもまた、一つの楽しみ方なのかもしれませんね。
日常使えるクルマとしてそんなチューンナップはアリなのではないでしょうか。。?
本日は旧車の同系列エンジンの積み替えのチューンナップ提案のお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。