4ドアハードトップロータリー
1986年黄金期のクルマ1980年代中盤から1990年代前半は国産車の黄金期と言われています。
それはバブル景気を背景に各社開発を積極的に行い、今までにないクルマを世の中に排出していた時代なのです
その背景には貿易摩擦による金利引き下げなどがあり、日本の経済も急激に活気づいた時代でした。
出すクルマは高いものほどよく売れる時代で、開発してもダメなら仕方ない程度のイケイケな時代だったのです。
そんなバブルまっただ中な1986年にマツダからルーチェが発売されます。
エンジンラインナップはレシプロ4気筒V6SOHCエンジン、ロータリーエンジンの4機種でした。
ルーチェのロータリーエンジンはこれが最後でルーチェ自体がなくなってしまったので、特に希少なんです。
この時代ロータリーエンジン搭載はRX-7だけで、比較的スポーティーなクルマに搭載するエンジンでしたが、4ドアハードトップにロータリーエンジンを搭載しているのがレアです。
13B2ロータで180psと車重1500kg程度の重さにしては多少パワーにかけますが。。
4ドアのロータリーエンジンなので、希少価値が高いということだけお伝えしておきます。
バブル時代のクルマで開発費を使って開発されているだけあり、内外装は結構充実しています。
V6エンジンは発売当初はSOHCでしたが、1988年にマイナーチェンジしてV6エンジンがDOHC化され200psの出力を手に入れました。
当時の200psはそこそこなパワーでしたが、88年当時はまだGTRやZ32フェアレディーなどがまだ発売前だったので、比較的ハイパワーな部類の4ドアだったんです。
当時のクルマはデフォルトのパワーがあまり高くなかったため、200psの出力を得るためにはチューンナップして出力を高めなければなりませんした。
しかし元から200psあるクルマも少なかったので、多額の費用を投資してクルマの性能を上げることを趣味にしている人も多くいたのです。
V6ツインカムは200psですが、やはりロータリーエンジンで180psの方が激的にレアです。
今生存するのでしょうか。。?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2187453731/index.html?TRCD=200002
いました!
激レア車だけあって応談ですが奇跡のような走行距離です。
4枚ドアのロータリーターボって渋いと思いませんか。。?
今程度が良いものを購入して、維持しながら楽しむ。そんな付き合い方もあると思います。
それにしてももう35年も前のクルマになるんですね。。
本日はバブル真っ盛り、バブル時代のマツダルーチェ4ドアロータリーターボのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!