バブル人気の旧車
MAZDAのスポーツカーと言えばロータリーエンジンを搭載したクルマを思い出すのは歳を取ったからでしょうか。。?
昔も今も変わらずMAZDAのスポーツカーと言えば!ロータリーエンジン搭載の!RXではないでしょうか。。?
RXは1~8までありますが、本日は『7』それもバブル真っ盛りにデビューした『FC3S』スポットライトを当ててみたいと思います。
あの頃ロータリーと言えば
2代目RX-7は1985年日本経済がバブル真っただ中のこれから弾けるまでの一番いい時代にデビューします。
プラットフォームはFC専用に開発されたものを使用し、足回りは4輪独立懸架を採用しました。
エンジンもボディー剛性も当時としては最先端で言うまでもなく以前のものよりもグレードアップしていました。
ターボ搭載でインタークーラーも装着し、ボンネットにエアインテークも付いており、やる気を感じさせます。
パワーが上がった分ブレーキも手が入れられており、アルミ製の4ピストンのキャリパーを搭載し、エンジンパワーだけでなくストッピングパワーもアップしていました。。
このロータリーエンジンを搭載したFC3S RX-7は通称『いじればいじった分だけ答えてくれる』クルマだったようで、当時はチューンナップをする若者が多かったようです。
アフターパーツも当時は豊富にあり、乗って良しいじって良しのバランスのとれた乗っていて楽しいクルマだったようです。
ロータリーはマフラー交換で結構見違えるほど変わるらしく、簡単にパワーアップができたようです。
それでも限界はあるようで、それ以上望むなら、エンジンチューンの世界の沼にはまっていく。そんな魅力があるクルマだったようです。
今のクルマにはない関わり方ですよね。速く走るためにお金を使うなんて。。
バブル真っ盛りだったこともあり、このモデルにはカブリオレが存在していたんです。ハイパワーロータリーにオープンモデル。
無駄といえば無駄だらけですが。。この無駄な感じが贅沢でイカしてますね。乗ってみたいと思いませんか。。?
今の時代には絶対にないモデルですよ!
当時のマツダは販売チャンネルが5つありRX-7は最後アンフィニーからの販売となっていたようです。
エンジン出力はデビュー当初は185psでしたが、マイナーチェンジ後には205psとなり、最後アンフィニーモデルでは215psまで出力は高められていきました。
先代のSA22よりも見た目が厚ぼったく見えますが重量は1300kgと若干しか変わりがなくエンジン出力が最終的に50psも向上しました。
1985年から何度かマイナーチェンジを繰り返しながら1992年まで販売を続けます。
その間約8万台も販売したから驚きです。やはりマツダと言えばRX-7ですよね。BBSのアルミを履いたのが良く走っていたのを思い出します。
このクルマ発売当初200万円台で手に入ったというから人気が出ないわけがありません。
しかも5ナンバー枠に収まるコンパクトな大きさで、普通に安くてノーマルでも十分速いのに、少しいじるとその分速くなるなんて。。
バブルのころは稼いだお金をつぎ込んでチューンナップに励んだ方も多いのではないでしょうか。。?
そんなFC3Sももはやデビューしてから34年も経過しました。もはや、立派な旧車ですね。。
これから購入して楽しむ方はサビやロータリーの抜けなどに注意しながら購入した方が良いかもしれません。
安いものから高ものまでありますが、安いものはレストア費用を考えるとかえって割高になる傾向にあるようです。
今どうなっているの?
中古市場ではどんな感じでしょうか?
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700055065130190806001.html
大体ですが、200万円超えの車体が多いですね。それでも玉数は多い方だと思います。探せばまだ程度が良い車体が手に入る可能性が高いです。
100万円以下の車体もありますが、購入後に費用がかさむため、この時代のクルマを購入するなら、200万円超えのものを購入する方が後あとレストア費用が少なくて済むようです。
一度は乗ってみたいバブル時代のロータリーですね!
本日はバブルまっただ中のロータリーRX-7のお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!