以外にも新開発の
1986年~1990年まで
バブル時代に開発されたのエンジンは60年代に設計されたエンジンのヘッドだけ積み替えたり少し工夫して新しいものに見せかけていたクルマが多く見られましたが、84年に開発されたトヨタE型エンジンは基本設計が80年代に開発されたもので意外と新しいものだったようです。
バブル時代に開発されたクルマのエクステリアはリトラクタブルライトを採用した車が数多くあり、ついにこの車までその装備か。。と思わされた車種も結構あるのです。
本日はターセル・コルサと同じプラットフォームを使用して作られたカローラⅡGPターボにスポットライトを当ててみたいと思います。
ターセルコルサのプラットフォームを使用して『次のカローラを』という意味で初代カローラⅡは開発されました。時代はバブルの絶頂期、開発費は湯水のようにありそして、失敗しても許される時代の国産車の黄金期と呼ばれる時代です。
ターセル、コルサ、カローラⅡにリトラクタブルライトを搭載するって発送がすでにバブルですね。このグレードのクルマにリトラですか?って当時思ったものでした。
スーパーカー世代から言わせていただくとリトラクタブルライトは特別で特別速いクルマに装備されているものという印象が強すぎ、
何かFF2BOXのクルマにこの装備ですか。。少しガッカリ的に思ったものでした。しかしながら、この記事を書くにあたり、調べてみるとなかなかなスペックであることが分かり、バブルカーとしてはパイクカーみたいな感じでアリかなと思わされました。
カローラⅡGPターボエンジンは2E-TEFFスターレットと同じ系列のエンジンでストロークを長くすることで1300CCから1500CCへとボアアップしたものにインタークーラーターボを搭載したエンジンで、車重は890kgに110psの出力を発生させる、今の軽自動車の重さに約倍の出力を搭載した、結構エグイ車だったりします。
当時FF2BOX全盛時代でしたが、リトラクタブルライトを装備していたのはこの車種だけでした。正面から見るとスプリンタートレノみたいな見かけで見方によると少しかっこよく見えますね。。
トレノは1tそこそこに130psですからパワーウェイトレシオはこのGPターボの方が重量に対するパワーという意味では少し優れていたようです。
ターセルのGPターボはよく見かけましたが、カローラⅡにもGPターボがあるのは今回初めて知りました。面白い車ですね。当時は出力にLoバージョンとHiバージョンがあり、97psと110psの使い分けができたそうです。
マイナーチェンジを受けエンジンの出力は115psへと上がりました。地味ですが当時はやったボーイズレーサーと言うカテゴリーのクルマで、このスペックはスターレットターボよりも早く、優秀なものだったにもかかわらず、あまり印象に残っていません。。
そんな地味なカローラⅡGPターボですが、今一体いくらするのでしょうか。。?
残念ながら大衆車だったからでしょうか。。?販売台数が少なかったからでしょうか。。?絶滅危惧種です。
全く見当たりません。。
あったら買いとは言いにくいので、マイナー車が好きな方はあったら買いなのかもしれませんね。
本日はバブル真っ盛り、バブル時代でないと開発されなかったカローラⅡGPターボのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありとうございます!