日産 A型エンジン
1960年代中盤に日産が開発した
『サニー』というクルマをご存知
ですか。。?
このサニーは1990年代前半まで
生産されていたんですよ。
このくるまは大衆車で
何の変哲もないただのクルマ
最高出力は56ps/6000rpm、
最大トルク7.7kgm/3600rpm
なんですけど、エンジンを
少しチューニングすると
ものすごい出力を発揮したんですよ。
175 hp /10,000 rpm (1,300 cc NA)
自然吸気エンジンの1,300ccで
175psも発揮したんですよ。
これすごくないですか。。?
OHVのエンジンですよ!?
エンジン自体は
1,000ccから始まり、
1,500ccまで作られたんですよ。
1970年代前半から1980年代前半
まで日本のツーリングカーレースで
常に上位の成績を収めた、
優秀なエンジンだったんですよ。
かつてレーシングシーンから
プライベートチューナまで
幅広い層に愛されたエンジン
だったんですね。
丈夫なうえに手を加えれば
加えただけ性能が上がる
そんなエンジンだったんですね。
まだ、ターボという装置が
登場するずいぶん前のいわゆる
『メカチューン』という機械を
いじって性能を上げる
チューンナップでしたね。
エンジン自体は単純な作りで、
外したものを順番につけていけば
初心者でもいじれるエンジンで
いじったらその分、性能に反映される
エンジンだったんですよ。
具体的には
A12エンジンにA14エンジンの
クランクを入れるとか、
カムをハイカムに変えるとか
多少の調整はあるものの、
単純は部品交換だけで、
相当エンジン出力が変わる
そんなエンジンだったことが、
魅力だったんですね。
車両価格が中古車でも安かった
こともあり、当時のお金がない
若者がメカチューンするために
サニーを購入して、安価に
チューニングしていたなんて話を
よく聞きますね。
1975年に排ガス規制が行われ、
1980年代前半までエンジン改良され
Z型エンジンに移行していき
乗用車としての役目をおえて
行ったんですが、
サニートラックだけは1994年まで、
生産され続けました。
今、空前の旧車ブームでトラックで
さえも高額になってしまいましたね。
でも、探せば100万円以下で
十分買えますよ。
B310でも探せば100万円以下の
ものも結構あります。
エンジンラインアップも豊富で
人気もあった車なので、
専門ショップもあるし、
パーツも豊富に出回っていますよ。
車体も手に入れやすいし、
レストアとチューンナップ両方
楽しめるクルマですね。
乗用車、バン、トラックまで車両
の種類?も選べますよ。
日産のサニーはトヨタと違って
エンジンが1種類なのが
わかりやすいですよね。
トヨタの車は同じ車種で
エンジン形式がことなって3、4種類
くらいエンジンが存在しますからね。。
これから旧車を始める方は
このクルマも面白いかもしれませんね。
最近は旧車が本当に
高くなりました。。
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