旧車 どんな隙間も塗装
旧車を所有の方はサビやクサリの
補修を都度おこなったり、
丸っと部品をすべてとりのぞいて、
サビ、クサリを補修したのちに
オールペイントをしたりしますよね。
自動車メーカーがクルマを生産
するときにおこなう塗装で
電気を使った塗装があるのを
ご存知でしょうか。。?
この塗装はたいへん優秀で
電気をつかったドブつけ塗装なので、
溶接の隙間や鉄板の重なった部分
にも塗布できる優れものなんですよ。
水溶性の塗料プールがあって
そこにプラスの電気を流します。
その中にクルマのボディを丸っと
入れるんですけど、
クルマのボディにマイナスの電気を
流しながら、塗装プールを時間を
かけながらゆっくりと泳がすことで、
磁石の原理で塗料を均一に鉄板に
塗装してくのですよ。
電気を使うので均一に下地が塗れ、
隅々まで塗料が行き届くため、
サビに対して非常に強いのですよ。
そのあとの乾燥には170度の熱を
加えるので、より被膜が強固になるんですね。
サーフェーサーみたいな感じなんでしょうけど。
旧車をレストアする際に
この塗装ができたなら、相当サビを
防ぐことができるのではないでしょうか。。?
この塗装の名前は『電着塗装』って
言うんですよ。
一般にはあまりできる設備がないので、
ほとんどの塗装会社は、コンプレッサーを
使った通常の塗装で作業を進めていますよね。
ホンダHPにわかりやすいビデオが
でていましたので、共有までに載せますね。
https://www.honda.co.jp/kengaku/auto/paint/
通常の塗装にはない皮膜を作り
サビを予防する、
レストアなどにはもってこいの
塗装方法なんですよ。
関東にもいくつか設備があるんですけど、
大体大型エアコンの下地処理や
工業製品の下地を塗装していることが、
多くなかなかクルマを塗装している
会社が少ないのが現状なんですよ。
でも、
あるんです。
『 トノックス 』っていう会社で、
昔は日産のクルマの電着塗装していた
経緯があって、SP310やシルビアなんかの
下地処理をしていたとのことで、
旧車のレストアも引き受けています。
丸っと塗装をはがして、
電着塗装をしてレストアをしてくれるんですよ。
HPもすごい数のシルビアが並んでいて
圧巻ですね。
この下地処理ができれば、
サビの予防には相当効果があるの
だと思いますよ。
その下地処理後に本塗装をすれば、
仕上がりは明らかにきれですよね。
何とも言えませんが。。
でも新車を作る工程と同じ
塗装工程で作るので、
新車に近い塗装仕上がりになりそう
ですよね。
レストア事業も行っていますので、
日産車に限らず、
旧車をレストアしてもらっても
良いかもしれませんね。
『電着塗装』これいいですよね。
ちょっと値段までは記載がないので、
分かりませんが、
普通にレストアするよりも
サビに強いので、
施術後通常のオールペンと比較すると
サビの発生を長い期間防げるの
ではないでしょうか。。?
高い作業だとしても仕上がりが
それにともなって、きれいなら
サビの発生が長い期間なく
保てるなら、金額相当ということで、
満足いただけるのではないでしょうか。。?
旧車も扱いなれている感じなので、
問い合わせしてみるのは
アリだと思いますよ。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。