昭和のライトウェイト
最近のクルマは重くなりました。。
昔のクルマの重量ってすごく
軽かったのです。
年々装備が充実するとともに車重も
比例して重くなっていきました。
確かに便利だったり、耐衝撃性は上がりましたが、
ライトウェイトという人馬一体的なところは
徐々にスポイルされてしまい、
旧車は軽かったのに、現代の車は重いよね。。
なんてことになってしまったのかも知れません。
何せ昔のクルマと今のクルマを比べると、
ザックリ大体ですが、
1.3倍から2倍程度重くなっているんです。
確かにエンジンの出力も上がりましたから、
重さがあってもそんなに不便を感じることは
無いのかも知れませんね。
しかし操縦するとクイックなレスポンスや
クイックな操縦性は失われていることが
昔のクルマと比較してしまうと、
多いのかも知れません。
排ガス規制があったり、
衝撃性を重視したり、
パワーステアリングになったり、
パワーウィンドウになったり。。
今のクルマは電子制御になっていて
コンピュータがついていたり。
どんどんいる物が増えていって
搭載していったら、
昔の1.3倍から2倍くらい重くなっちゃったんだと思います。
それはそれで仕方がないのかも知れませんね。
やはりクルマを操作する楽しみは
ライトウェイトカーに宿っていたりします。
今ライトウェイトっていうとあまりありませんが、
昔はライトウェイトだらけでした。
ライトウェイトって1t未満のクルマって
ことで行くと。。
どんなクルマ
昔あったクルマで
チェリー
重量:670kg
馬力:80ps
カローラ・レビン
スプリンター・トレノ
重量:855kg
馬力:115ps
トヨタスポーツS800
重量:580kg
馬力:45ps
初代シビック
重量:600kg
馬力:60ps
最近。。?
ちょっと新しめのクルマでいくと
バラードCR-X
重量:860kg
馬力:135ps
スターレットKP61
重量:755kg
馬力:74ps
重量:940kg
馬力:120ps
最近のクルマは重くなった分
高速安定性が増していたり、
事故った時の耐衝撃性だったり、
安全性が増した分重量も重くなりました。
馬力は280psとかむちゃくちゃありますが、
どこでそんなパワー使えますか。。?
的な馬力の車が結構多くなりました。
GT-Rなんて580psって
もはやサーキットでしかその力を
発揮できませんよね。。
やはり乗っていて楽しい
人馬一体的なクルマって
1t未満のクルマですよね。
スピードはでなくても人馬一体
エンジンに乗っている感じ。。?
もしくはキャブに乗れてる感じが
心地よかったりしますよね。
旧車の魅力はそこにあったりしますが、
割と新しめのクルマでも
人馬一体的な感覚が得られれば
それはそれで楽しいクルマなのかもしれません。
しかし、もはや30年以上も前の
クルマたちでしかその感覚を得る
ことができないのが少し寂しい気もしますね。。
現代ではライトウェイトっていう言葉すら、
あまりきかなくなりました。
シルビアなどライトウェイト
スポーツカーが復活するなんて話も
ありましたが、一向に発売されませんね。。
まぁ乗る人が少なくなったので、
採算合わないっていうことなんでしょう
けれど。。
本日は昭和のクルマは軽かった最近のクルマは重くなったというお話でした。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。