出せば売れた時代の時代のド真ん中
バブル時代の代表車といえばR32スカイラインやソアラなど数多くのクルマが存在していました。開発費を湯水のように使い、高価なパーツも盛り込まれた比較的手の行き届いたタイプのクルマが多く、今でもつくりは古くないというか、普通に問題なく乗れるクルマが多いのが特徴です。
もはや30年も前のクルマたちですが、エンジンのつくりも80年代に入って開発されたものであったり、補機類も消耗はしているものの基本設計が新しいものなので、問題ないのだと思います。
1989年はバブル真っ只中でしたので、多くのクルマが新車発表されました。中でも日産は他メーカーよりも多くの新車を発表していた印象です。6代目ローレルもその中の1車種でした。
80年代に入って開発された直列6気筒のL型エンジンの後継機種でツインカムエンジンとなったRB型エンジンを搭載し、4ドアハードトップでデビューしました。
プラットフォームはスカイラインと共有のものを使用しており、エンジンも同じ物が搭載されていましたが、マニュアルグレードがなかったため、比較的年配の方に乗られることが多いクルマでした。このクルマの面白いところはマニュアル車がないところですがプラットフォームがスカイラインと同じなので、
ミッションの積み替えも簡単にできるのです。公道は走れませんが。。何ならエンジンもRB26に乗せ替えたりすることもできるので、エンジン、ミッションを載せ替えてレースに参加する車両もあったようです。
さらに車高調もシルビアのものを流用できるので、更にレース?ドリフト走行するクルマに仕上げていくのが簡単にできたのです。
残念なことに非公認のマニュアル車が多く市場に出回った時期がありました。このクルマハードトップで見かけはスタイリッシュでカッコいいのですが、Bピラーがないためボディー剛性が他のクルマより若干劣るため本格的にレースやドリフト走行する車両にするには、ボディーの補強も多少しないとなりませんでした。
それでも程度の良い筐体が多かったのかローレルをベースにそういった車両を製作する方が結構多かったようです。
そんな6代目ローレルは一体今いくらくらいするのでしょうか。。?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8526156241/index.html?TRCD=200002
奇跡のような車体がまだあります。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2132666650/index.html?TRCD=200002
探せばもっと程度が良いものがあるかもしれません。このクルマを探して乗りたい方は今がチャンスかもしれませんね。
やはり年配層が乗っていたのでしょうか。。?結構程度が良いものがまだあり。。とは言え、この車種をいまさら改造して乗る方は少ないと思うので、懐かしんで乗られる方や、このクルマが本当に好きな方が購入されるのでしょうね。。
同じプラットフォームを使ったスカイラインに乗る方がよりスポーティーに走れるのかもしれませんが。。
本日はバブル時代の以外なFRスポーツ6代目ローレルのお話でした。
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