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ダイハツもレースに参加!? 小型V8ミッドシップ ダイハツP-5!

  • 2020年3月16日
  • 2020年3月16日
  • 旧車
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ダイハツ工業

皆さんはダイハツ工業をご存知ですか。。?

軽自動車の会社ですが、大昔はガスの内燃発動機を製作していた会社で今ではトヨタの傘下に属していますが、会社合併は対等に合併したとのことです。

大阪に本社を置き『大阪ガス内燃発動機』を製作する会社だったのでユーザー側が大阪と発動を取ってダイハツとあだ名のように呼んでいたのが、いつしか定着して会社名となったようです。

何の意味かな。。?ってずっと思ってたんですけど、何かすっきりしました。。

それはどうでもいいんですが。。

ダイハツもモータリゼーションに

この会社も1960年代にはモーターレースに参加していたんです。自社で開発したエンジンに自社?で開発したボディーを載せて日本グランプリのGP-1クラスで優勝したこともあったんですよ。結構驚きですね。

それでも小排気量

さずがに軽自動車の会社だけあって、当時大型排気量のエンジンを各社開発していたにもかかわらず、わずか1300ccのレーシングエンジンを開発していたとのことです。

トヨタ、日産は6リッタークラスのV12気筒エンジンを開発していましたが、そこはダイハツ1300ccのエンジンに空気抵抗を計算しつくしたわずか510kgのボディで参戦していたんです。

●全長×全幅×全高:3850×1550×990mm
●ホイールベース:2250mm
●重量:510kg
●エンジン:水冷・直4DOHC
●排気量:1298cc
●最高出力:140ps/8000rpm
●最大トルク:13.0kgm/7000rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD

https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17245746/album/16781618/image/16808627

この時代ってやはり各社いろいろなエンジンや仕組みを開発していてそれが現代に残っていたら、すごい面白いクルマが誕生していただろうに。。っていうことが結構あるんです。

このレーシングカーのエンジンもそうです。わずか1300ccのエンジンですが、140psのパワーを誇り、DOHC16バルブです。

ちょうど良いパワーと吹けが手に入るキャブレターの極上エンジンですよ。開発が進んでいた時代に暗い影を落としたのはやはり排ガス規制と安全基準への配慮道路事情への配慮からトヨタ、日産、ホンダがモータースポーツ参戦を見送ったことからほかのメーカーもつられるように見送っていきます

残念ながら、このクルマのエンジンも同様に封印されてしまいます。

このエンジンがその後のダイハツのシャレードに搭載されたらとか、シャルマンなどに搭載されたら超面白いクルマになっただろうとおもいませんか。。?

ちょうどいいサイズの排気量にDOHCで16バルブです。時代が80年代なら、間違いなくそんな車を出したんでしょうけれどすこし時代が早すぎで運が悪いエンジンでしたね。

でもレースシーンで活躍したP-5という超格好の良いマシーンでした。先日ダイハツの倉庫から見つかり、レストアされて19年のオートサロンに展示されたとのことでした。

確かにこの大きさのこのクルマなら早そうだな。。って思いますね。レースシーンもエンジンも残念なことになってしまいましたが、この時代はそんな時代なんですよね。。

1970年代は自動車産業にとっては不運というか試練の年代だったんでしょうね。。

本日はダイハツのレーシングシーンと超もったいないエンジンのお話でした。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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