1970年代の排ガス規制から約17年
ようやく本気のエンジン誕生
1970年代の排ガス規制は国産車に大きな影を落としました。
80年代に入ってもその暗い影を払拭できないままあり物をごまかす程度の車ばかりが誕生していきました。
80年代も中盤に入りバブル景気に引っ張られる感じでようやく少しずつ開発が進んでいきました。
そんな1988年に誕生したトヨタX80系マークⅡについて本日はお話ししたいと思います。
X80系マークⅡは発売当初60年代開発の7M型エンジンと80年代開発の1G型エンジンを搭載した準近代的モデルとなりました。
当時はまだ旧世代のエンジンや補器類を踏襲する形でした。
それでも旧モデルよりも近代的で魅力のある車だったのです。
1年後には1JZ型のエンジンが開発されました。それはようやく60年代に開発されたM型エンジンに見切りを付けられたことを意味します。
とても画期的なことで1JZ2500ccエンジンはツインターボ搭載で規制枠いっぱいの280psを叩き出していたのです。
1Gエンジンも80年代開発ながら頑張っていましたが、ついに90年代開発エンジンにその座を明け渡した形になったのです。
エクステリアは先代の方が直線的で潔い良いデザインでしたが、新しいモデルは少し丸みを帯びた感じですが現代の車に比べれば直線的で潔く見える形です。
今では4ドアハードトップがほとんど流通していませんが、その当時は4ドアの車が大半を占めていた時代で今では考えられない量が流通していたのです。
車重は1400kgと結構重たいのですが新開発の280psのエンジンはそれを差し引いても劇的なパワーを誇っていました。
FRで4ドアのクルマは今となっては希少ですね。。
そんなマークⅡは今一体いくらくらいするのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2740150738/index.html?TRCD=200002
見た目はどれも変わりませんね。。
でも2.5リッターの本物です。
知られていませんが希少価値が高い一台です。買いですね。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2739538370/index.html?TRCD=200002
距離は行っているものの程度はまぁまぁですね。
2000CCはよく見かけますが、2500CCはあまり見かけないですね。
排ガス規制を本当の意味で脱出したエンジン搭載車です。
本日は排ガス規制を脱出した名車
トヨタマークⅡのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!