1960年代を代表するクルマ
1960年代は 日本のモータリゼーションが幕を開けクルマは少しずつ庶民にも手が出せる存在になってきました。
日産510ブルーバードに 焦点を当ててみたいと思います。
ブルーバードは3代目と6代目が大成功を収めたと言われています。
1967年にデビューしたこのモデルは単体の車種にしてはエンジンバリエーションが非常に豊富でした。
1300ccから始まるL型直列4気筒エンジンはターンフローと呼ばれる吸気と排気が同じ方向にある珍しいエンジンです。
シリンダーブロックは鉄の鋳物でできていてチューンナップにも耐えられる比較的丈夫なエンジンでした。同じシリンダーブロックから1400、1600、1800、のエンジンバリエーションを 作り出していました。
ボディーは全長4000mm、全幅は1560mmと今の車と比べると非常に小さく、今の軽自動車と同じくらいのお大きさと言っても過言ではありません。。
パワーは1600ccで92ps1800ccで110psと車重900kg程度の車にしては十分な出力です。
使い切れるパワーという意味ではこのくらいのパワーで乗りこなす方が乗っていて楽しい車と言えそうです。
当時の車にはキャブレターと言う燃料をエンジンに送る装置が搭載されており、それが絶妙な音を奏でていてエンジン音と相まってまるで合唱のように厚みのある非常に良い音だったんです。
しかしながら、時代とともに排ガス規制など環境面でのデメリットを取り沙汰され、次第に姿を消していきます。
日本国内もさることながら、海外ではプアマンズBMWなどと言われていて廉価でありながらも欧州車並みの高度なスペックを備えたクルマとしてヒットしたんです。
当時のアメリカでは高校生が初めて乗るクルマとして大ヒットしたそうです。
そんな510ブルーバードは今一体いくらするのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2035943746/index.html?TRCD=200002
これはアリですね。レストアするより安上がりかもしれませんね。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1988893421/index.html?TRCD=200002
この年代にしては安価ですね。とはいっても相当高いですが。。
この時代のクルマは乗っていて楽しいクルマばかりです。キャブの音とクルマを操るそんな人馬一体のクルマの楽しみ方を教えてくれる一台です。
いかがですか?
以前よりはだいぶ高くなってしまいましたが、まだ探せば奇跡のようなクルマが発見できるかもしれません。
機会があったらぜひ乗りたい一台です。
本日はクラシック王道の510ブルーバードでした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!