超マニアックな1台
ダイハツと言えば軽自動車の
イメージが強い会社ですが、
何年かに一度リッターカーを
出したりしていたんです。
古くは初代シャレード
新しいといってもかなり昔
ですが、シャレードデトマソ
など軽自動車なみのボディー?
に1000CC程度のエンジンを
搭載した経済的なモデルがたまに
発売されていました。
本日は劇的にレアな1台で、
つい最近?
約20年くらい前のダイハツ
ストーリアにスポットライトを
当てて見たいと思います。
ダイハツとしては久々の
リッターカーでトヨタデュエット
と姉妹車だったります。
このストーリアはダイハツで
販売しているところが面白いところで、
軽自動車だけを販売していると思いきや、
実はそんなことないんですよね。。
的な会社のスタンスが非常に
面白いと思います。
ストーリアは1998年2月に
1000CCのみ1タイプの
エンジンを搭載して発売された
クルマでした。
全長3660mm
全幅1600mm
ホイールベース2300mm
車重820-920kg
現在の軽自動車よりもホイール
ベースが小さく、車重にいたっては
もはや軽自動車よりも軽い
そんなクルマだったんです。
そんなストーリアにX4という
ラリー参戦用に開発されたエンジンを
搭載したモデルが98年4月に
発売されます。
当時は一般のカタログには記載
されず、それ専用のパンフレット
があったそうです。
このストーリアX4バブルの頃並み
の突飛なクルマです。
車重は先ほどの通りで、
軽よりも軽く、エンジンは
全日本ラリー選手権のレギュレーションに
合わせた形で開発されたエンジンです。
1000CCエンジンが基本で、
ターボ搭載車は係数1.4をかけて
1000CCになる。
つまり1000÷1.4=714CC
正式には982CCになるように
713CCのエンジンにターボ搭載したんです。
ブースト圧を調整することにより、
120psの出力を発生させる
モンスターマシンだったんです。
713CCエンジンに120ps
のパワーで車重820kgって。。
軽自動車の重量に出力が倍の
エンジンを搭載したような
そんなクルマでした。
バブル時代ならそんなクルマも
開発されようものですが、
バブル崩壊後の98年にそんな
面白いクルマを発売するなんて。。
ラリーに参戦するための
クルマとは言え、
本当に面白いクルマです。
ラリーでもそこそこの成績を
残せたようです。
ダイハツがラリー撤退後もプライベーター
により2014年までは主力マシンとして
使用されるほど優れたマシンだったんです。
そんなストーリアX4は今どのくらい
の価格で取引されているのでしょうか?
マイナーチェンジ前で
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/19/700080044130181103001.html
マイナーチェンジ後で
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1717946090/index.html?TRCD=200002
このマニアックなクルマで
この価格は結構安いと思います。
どんな走りをするのか
ワクワクするような
そんな1台ですね。
エクステリアは微妙に
ダイハツ車ですが、
バブル崩壊後によくこんな
クルマをだしたものだな。。
っておもいますが、
この外見でメッチャ速い
って面白いですね。
新車で購入できたら
良かったのにな。。
なんて思いますね。。
本日はバブル崩壊後
ちょっとマニアックな
ダイハツ開発ラリーマシン
ストーリアX4のお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!