1988年
日本の自動車産業の黄金期は1980年代から1990年代と言われています。それは70年代の排ガス規制とオイルショックを乗り越えて90年代から花開いた開発技術と実際の製作物の成果が実った結果だったのだと思います。
1980年代は70年代の面影を残しつつもそれをどうにか払拭する感じのでも開発はまだそれまでの旧式なものの補機類を変えながら、新しいものに作り変えたものでしたが、ようやく本当の意味で払拭できたのは90年代の新しい仕組みやエンジンの賜物でそれは苦しみながらも前に進んだ証でもありました。
1980年代中盤から日本の経済はバブル景気に入っていきましたが、その時代とオーバーラップするようにいろいろなクルマが開発され、各社快活商品を発表した時代でした。
出す車は大体予測通りもしくは予測に反して大幅に売れたりする出せば売れる。そんな時代でした。
海外輸出するクルマも多く、日本のみならず海外にマーケットを求めた積極的な販売も行われていました。そんな1988年にホンダから
アコードクーペが発売されました。このころの国内販売のアコードは4ドアセダンでリトラクタブルライトそこそこカッコよかったのですが、アコードクーペは2ドアでクーペで左ハンドルだったんです。
4ドアセダンでは割と年配を中心に売れそうなエクステリアでしたが、それでもリトラクタブルライトが多少若い人でもまだ、受け入れ可能。。?な感じではありました。
アコードクーペはセダンとは違い2ドアというだけでスタイリッシュなイメージになり、リトラクタブルが、プレリュードのようなそんな感じのスタイリッシュなものに
丁度そのころの日本のバブル経済と相まって外車のごとくカッコよく映ったものでした。実際は中身と言えばアコードと同じエンジンでしたしエクステリア以外左ハンドルを除きさほど変わらないスペックだったにもかかわらず、非常に高値で取引されていました。バブル=外車=高価の方程式のでなぜか高い値段で不思議なもので、今見ても2ドアクーペはカッコよく見えセダンよりもスタイリッシュです。
先入観なのかなぜなのか。。?プレリュードと何ら変わらないのになぜか特別に見える。。バブル期オンタイムのせいなのでしょうか。。?
カッコいいななんて今でも思います。そんなアコードクーペはいったい今いくらでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8292857855/index.html?TRCD=200002
妥当な感じですね。30年前のクルマなので、10万キロオーバーは仕方ないでしょうね。それでもタマ数も少ないので、いま保護して維持しながら乗るのはアリなんだとおもいます。
いいですね。スタイリッシュでカッコいい1台だと思います。他にはない左ハンドルだし。
本日はバブル真っ盛りの逆輸入ホンダアコードクーペのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!