1995年最強FF
1990年代の初頭まで日本の経済はバブル景気に浮かれていましたが、1992年にバブルが崩壊するとたちまちそれまでの事がまるで嘘か無かったかのように節約や省エネなんて言葉が飛び交うようになりました。
自動車業界は70年代のくらい時代を80年代中盤からようやく払拭できたと思いきやバブル崩壊によって、停滞する事になっていったのです。
そういった中でも開発を地道に続けて成果に結びつけていた企業があり、感心させられます。
ホンダは1995年にインテグラタイプRを発売しますが、95年当初はバブル崩壊後だったこともあり、そんなに派手なクルマや豪華なクルマを販売する事が何かタブーかのように省エネを打ち出したクルマや、内装をケチってチープにしたクルマがもてはやされていました。
そんな1995年に1800CC200psのクルマを発売してしまうあたりが、ホンダのすごい所でもありますね。。
インテグラタイプRは3ドアと4ドアがラインナップされていましたが、3ドアはなんと1080kg程度のボディーに200psのエンジンを搭載したNAマシンだったんです。
1t強の車体に200psのエンジンって、しかもNAだなんて、これすっごく楽しいクルマに決まってますよね。
勝手に決めてしまってますが、ターボ車でもなく1tそこそこの車重でNAの取り回しがしやすいエンジンだとすると、これを購入して運転したオーナーは超ラッキーですよね。
そんなクルマはその後誕生していませんよね。。
ホンダのすごい所はこのエンジンの最終工程をハンドメイドで行なった所にあると思います。
機械全盛でしかもバブル時代を経てなおハンドメイドにこだわる辺りが機械メーカーと感心させられます。
インテグラタイプRは2代続きますが、実は初代が一番カッコよくスタイリッシュだった気がします。
細部をハンドメイドにする事によってこだわりと質の高さがアピールできたのだと思います。
今乗っても楽しいクルマなんだと思います。
そんなインテグラタイプRは一体今いくらんんでしょうか。。?
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700054029930190418001.html
本物というか良いものはいつの時代でも価値があるので、それなりに値段はしますね。。
これからは絶対に出てこない車なので、吟味して程度が良いものを保管しながら乗るのも面白いかもしれませんね。
発売からちょうど20年近く経過していますので、程度が良いものを今のうちに仕入れて
直しながら乗るのは結構楽しいかもしれません。
いいのをゲットするなら今ですよ。
本日はバブル後の自然吸気エンジンホンダこだわりのハンドメイドホンダインテグラタイプRのお話でした。
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