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奇抜デザイン! 超スペシャル!!いすゞビークロス!!

  • 2020年2月1日
  • 2020年2月24日
  • 旧車
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バブル時代いすゞ

日本のバブル絶頂期は1991年で1991年5月から1993年10月まで崩壊を続けそこになったのが1993年10月ごろでした。

そんな1990年代の初頭は自動車メーカーの開発はイケイケで進められており、その勢いはバブル崩壊近く、もしくは崩壊後も続けられる

ものもありました。

 

1992年にいすゞは乗用車から撤退しますが、1993年の東京モーターショーにコンセプトカーを出品します。

SUVのクロスオーバー車で当初はジェミニをベースにしたものでした。

ヴィークロスというコンセプトカーでした。

モーターショーの反響が大きかったことから、1993年に正式に開発がスタートしました。

ビッグホーンのプラットフォームを利用したSUVクロスオーバー車で3ドアのエクステリアに3200CCV6気筒エンジンを搭載していました。

エンジンはバブル崩壊後とは思えないくらい贅沢で、オールアルミ製で、しかもシリンダーヘッドはマグネシウムを使用したものでした。

アルミ製エンジンは軽く耐久性にも優れますが、いかんせん高価であり、なかなか通常の乗用車に搭載するものではありませんでした。

 

日本の市場というよりも北米の市場向けの開発だったらしく。。RVのスペシャリティーカーという新しいジャンルを拡大するための開発だったようです。

3200CCのエンジンは215psの出力を誇っており、車重は1750kgとアルミ製エンジンの効果もあり、SUVとしては比較的軽い部類に入るクルマに仕上がっていました。

そして1997年に国内市場に投入されました。

3ドアの機能性と独特なエクステリアは日本人にはあまり広く受け入れられませんでしが、一応日本カーオブザイヤーの特別賞やグッドデザイン賞に輝きました。

 

北米では大好評で2002年までの生産終了までに約4000台を売り上げロシアでは正規輸入でないものの日本のカーオブザイヤーに相当する賞を獲得したり、日本にはない北米向専用のモデルを発売したり、海外ではそこそこの人気を獲得したモデルだったんです。

2002年にはビッグホーンのプラットフォームを使用した、3500CCエンジン搭載5ドア仕様が発売されたりしました。

日本よりも海外での方がマニアックなユーザーに広く受け入れられ、とくに高収益所得者が多かったのも特徴的でした。

今見ると20数年前のクルマとは思えない先進的なというか、前衛的というかバブルのころに出してきそうな突飛なエクステリアに高性能なアルミブロックエンジンを搭載したSUVの超スペシャリティーカーだと思います。

 

いすゞは出すとマニアックなクルマを出してきますね。。

 

今一体いくらなの?

そこそこの走行距離でこの価格

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1536720326/index.html?TRCD=200002

3ドアは乗りにくいかもしれませんが、スペシャリティーカーとしてみればまぁアリかもしれません。

 

かえって安いのではないでしょうか。。?

総アルミブロックにマグネシウム

ヘッドカバー

超マニアックですよね。そんなクルマが100万円前後で手に入るなんて結構魅力的だと思いませんか。。?

本日はいすゞの超スペシャリティーカー『ビークロス』のお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました!

 

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